蔵元探訪
南薩摩 焼酎 晴耕雨讀 甕仕込み
2013年7月26日蔵元探訪
この焼酎は、南薩摩の地で生まれ、育まれた焼酎です。 蔵元のある場所は、枕崎のほんの手前にある鹿児島県頴娃町(エイチョウ) この蔵の周りは、全て茶畑です。 今年の早春のころ、僕はその地に居ました。 永遠と続くように見える統一された緑の茶畑が続いています。 遮るものなど何もない・・。 抜けるような蒼い空が白い雲を抱きながら少し霞んでいます。 知覧から国道を枕崎へと南下、頴娃町にさしかかると、直ぐに目に入る 大きな工場・・・なんと「白波」の薩摩酒造の工場でした。 蒼い空に突き出たいく本もの煙突が印象的、 しかも何処か石油コンビナートにも似た工場。 春の弱い日差しを享受した茶畑の中に聳え立つ工場蔵に違和感を覚えつつ、 そのまま国道を南下・・。 (何かの看板が出でいるはずだ・・) そんな思いと緊張した面持ちで「佐多宗二商店」の看板を探し続ける。 あの茶畑の中の工場をやり過ごして、既に10分、探すことに焦りを 感じながら、国道脇の看板に目を送る・・。 「あっ、あった・・」