熊本の城下町、城見町通りにあります、酒屋兼立ち呑み処です。
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蔵元探訪

南薩摩 焼酎 晴耕雨讀 甕仕込み

この焼酎は、南薩摩の地で生まれ、育まれた焼酎です。 蔵元のある場所は、枕崎のほんの手前にある鹿児島県頴娃町(エイチョウ) この蔵の周りは、全て茶畑です。 今年の早春のころ、僕はその地に居ました。 永遠と続くように見える統一された緑の茶畑が続いています。 遮るものなど何もない・・。 抜けるような蒼い空が白い雲を抱きながら少し霞んでいます。 知覧から国道を枕崎へと南下、頴娃町にさしかかると、直ぐに目に入る 大きな工場・・・なんと「白波」の薩摩酒造の工場でした。 蒼い空に突き出たいく本もの煙突が印象的、 しかも何処か石油コンビナートにも似た工場。 春の弱い日差しを享受した茶畑の中に聳え立つ工場蔵に違和感を覚えつつ、 そのまま国道を南下・・。 (何かの看板が出でいるはずだ・・) そんな思いと緊張した面持ちで「佐多宗二商店」の看板を探し続ける。 あの茶畑の中の工場をやり過ごして、既に10分、探すことに焦りを 感じながら、国道脇の看板に目を送る・・。 「あっ、あった・・」

深野酒造本店

古くからある焼酎酒屋を訪ねてまわると、隠れた銘酒があったりするものです。 さて、今回は・・・ 2月の風の強い日曜日に球磨郡人吉市合の原町の深野酒造本店様を訪ねました。創業は江戸文政年間という古い蔵元です。 蔵元の入り口には、貯蔵用の甕がオブジェとして置かれており、球磨焼酎の蔵元の雰囲気が漂ってきます。        

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